購入の経緯
2018年の年末に1年お疲れ様ということもあって(年末に臨時収入がある会社なのがありがたい)、SonyのNW-ZX300というウォークマンを購入しました。
住んでいるところの最寄り駅にヨドバシカメラがあるのでこういう買い物はヨドバシカメラでするようにしています。今回は本隊に加えてケースとストラップも購入。Micro SDカードも使えるのですが、自宅に64GBのカードが余っていたので今回は購入せず。少し前に愛用にMDR-1Aというヘッドフォンを壊してしまい、代わりにMDR-1AM2というヘッドフォンを購入したのですが、このヘッドフォンはバランス接続用ケーブルも付属していたためバランス接続できるDAPが欲しくなったことと、USB-DACとしても使用できることが判ったのでこの機種にした次第です。事前にヨドバシで試聴を何回かしていたので、操作性や音質については納得していました。
SE535用のバランスケーブルとして同じくSony製のMMCXケーブルを購入しています。こちらは何でも良かったのですが、リケーブル用の製品ってストレートプラグが多く、L字プラグが少なくて選択肢があまりなかったのです。
購入してエージングも進み、ヘッドフォン環境も整ったので半年経ってからのレビューになります。
開封
しっかりしたケースに入ってます。
ケースと保護フィルムをつけました。
本機の特徴
前述したとおりバランス接続と従来のアンバランス接続の2種類の接続方法に対応しています。バランスの方は4.4mmの4極接続なので、普通のヘッドフォンを使用する場合はアンバランスの3.5mmを使用することになります。バランスの3.5mmを差してもNGのようです(うちにはバランスの3.5mmケーブルが無いのでテストできず)。Bluetoothにも対応しているので音質を気にしなければワイヤレス環境にすることも可能です。
楽曲をダウンロードする
PCにつなぐとストレージとして認識するので、楽曲ファイルを放り込むだけです。プレイリストなどを作成する場合はSonyのサイトから専用ソフトをダウンロードすればよく、一昔前のWalkmanよりは簡単になってます。
肝心の音質
音質を言葉で表すのは非常に難しいですが、これまでのポータブルプレイヤーの音質とは格段に違うと思います。使用するヘッドフォンにも因ると思いますがSE535との組み合わせではすっきりとした高音と十分な低音、豊かな中音域がバランス良く組み合わさっている気がします。アンバランスの方が低音がでますが、バランスの方がより疲れない感じの音です。
MDR-1AM2でもバランスで聴いてますが、こちらの方はよりマイルドになる感じです。長時間聴くのであればオーバーヘッドタイプのヘッドフォンがお勧めです。
ハイレゾ音源も何曲か購入して聴いてみましたが、私の耳ではMP3(192Kbpsでエンコード)とはあまり違いが無いように思えました。ハイレゾ並にアップコンバートする機能が本機にはあり、そちらの性能が優れているせいかもしれません。ただ、ハイレゾ音源の方が音の分離がちゃんとしてて解像度は高いと感じました。
コストパフォーマンス
価格という点でがネックになる本機ですが、極上の音で音楽を聴くという至福を得られるのであれば十分に払うだけの価値があると思いました。また、日本の住宅事情ではスピーカーをガンガン鳴らすわけにはいかない環境が多いので、マンションや深夜にいい音を聴きたいという層にもお勧めできます。4.4mmバランスに対応しているので別途ヘッドフォンアンプなどを用意することも不要です。
まとめ
5年ぐらい使えればよいやと思って購入しました。バランス対応のMDR-1AM2を購入したのがきっかけで本機の購入を思い立ちましたが、手持ちのヘッドフォンを十分にドライブできなおかつ音も良かったので個人的には大ヒットでした。