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HHKB Professional JP Type-Sを購入しました。

購入経緯

これまで使用していたPC用のキーボードはReal Force一択だったのです。

会社用のReal Forceは2005年に購入した89キーの日本語版で、キー過重は変荷重式のものを使用しています。自宅用は2008年に購入した均一過重タイプで全てのキーが30gと軽いものです。実はこれDHRAMA POINTという会社が作ったゲーム用のReal Forceライクなキーボードです。ところが最近会社でテキストを入力しているとAとかSとかのキーがダブって入力されてしまう減少が多発しておりました。自分のキータッチの入力のフィーリングが合わなくなってきたのか、それともキースイッチの異常かは判りませんが、さすがに15年近く使ったキーボードですからそろそろ交換かと思い、自宅のReal Forceを会社へ、自宅用はPFUのHHKB Professional JP Type-Sを使うことにしました。会社ではアプリ使用の観点からファンクションキーの使用は必須ですが、自宅ではブログ用にテキスト書くかWebブラウザの操作と艦これぐらいしか使用しませんのでファンクションキーは要りません(Cubaseもあまりファンクションキーは使用しない)。

これは交換前のReal Forceです。

HHKBの購入については以前HHKB Lite2を使用していたので変態的なキー配列は知っていますし、Real Forceでおなじみの静電式キースイッチを使用していることもあって、コレで問題ないだろうと判断しました。しかも会社で使用しているモバイル系デバイスではHHKB Professional BTを使用しているので、打鍵感についてもだいたい判っているわけです。というわけでBTと同じく日本語版のType-Sを購入しました。

到着~開封

というわけで到着です。今回はキーの色替えをするためのオプションパーツも購入しています。

キートップ交換パーツとパームレストも一緒に届きました。

早速開梱します。

キートップを交換してPCに接続します。

打鍵感

いつもの静電式スイッチでReal Forceよりはちょっと軽い感じ。キーボード自体は小さい割に高さがあるのでアーム(パーム) レストは必須です。キーボード自体の重さもReal Forceよりは軽いので(というかReal Forceが重い)デスクに置く場合はキーボードの下に敷くパッドがあると良いですね。アームレストについてはHHKB用のものが各種Amazonで売ってますのでいろいろ試してみるのも良いでしょう。

パームレストを手前に置きます。木製なのでちょっと負担がかかるかと思いましたが、そんなことはありませんでした。

日本語の取り扱い

私自身はATOKとWXG配列で使用する元PC98ユーザーですので、この配列で日本語変換するのはちょっとコツが必要です。ATOKの予測変換は従来の変換キーでは無くTABキーで選択するので、変換キーやスペースキーはほとんど使いません。変換の際にカーソルキーで選択することもあるので、日本語を扱う場合はカーソルキーがあった方が楽です。ATOKはアルファベット表記にするときは最初を大文字にすることで続けてアルファベットを打てるのがいいです。実際この文章はHHKBで書いているのですが、タッチタイプもしやすく深夜でも音が響かないので良いですね。

最後に

Real Forceの安定感もものすごく良いのですが、HHKBは省スペースと打鍵感を両立させている唯一のPC用キーボードだと思います。ネックになるのは価格と(BTとType-Sの場合は)事前にお試しできない点が不親切だと思います。しかしながら長期にわたって使用できることでコストはすごく安くなりますし、肩や首に負担をかけないキーボードはなかなか無いので個人的にはお勧めできるものだと思います。

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